Markdown
プロジェクトの Markdown ファイルに対して General Translation を使って自動翻訳を設定する方法
概要
gtx-cli を使うと、プロジェクトの Markdown(MD/MDX)ファイルを自動翻訳できます。
元のファイルに含まれるすべての構文や書式は、 翻訳後のファイルでもそのまま保持されます。
次の4つの手順で進めます:
ステップ 1: 環境変数を追加する
本番用のAPIキーとプロジェクトIDを環境変数に追加します。
これは gtx-cli ツールを利用するために必要です。
これらは General Translation のダッシュボード から取得できます。
GT_API_KEY=<API キー>
GT_PROJECT_ID=<プロジェクト ID>ステップ 2: gtx-cli のインストール
プロジェクトに gtx-cli ツールをインストールします。
npm i gtx-cliyarn add --dev gtx-clibun add --dev gtx-clipnpm add --save-dev gtx-cliステップ 3: プロジェクトの gt.config.json ファイルを設定する
プロジェクトのルートに gt.config.json ファイルを作成し、次の内容を記述します:
{
  "defaultLocale": "en",
  "locales": ["es", "fr"],
  "files": {
    "mdx": {
      "include": ["docs/[locale]/**/*.mdx"]
    }
  }
}プロジェクトの対応ロケールに合わせて defaultLocale と locales を設定してください。
ファイルが MD の場合は、mdx の代わりに md キーを使えます。include キーの文字列配列は、すべての MDX ファイルに一致するグロブパターンにしてください。
ファイルのロケールに対応させるために、[locale] プレースホルダーを使用してください。
gt.config.json についての詳細は、configuration ドキュメントを参照してください。
ステップ4:ビルドプロセスに gtx-cli translate コマンドを追加する
翻訳を自動的にプロジェクトへ反映するため、ビルドコマンドの前に gtx-cli translate コマンドをビルドまたは CI のプロセスに追加してください。
{
  "scripts": {
    "translate": "npx gtx-cli translate",
    "build": "npm run translate && <任意のビルドコマンド>"
  }
}これにより、すべての対応ロケール向けの翻訳が生成され、プロジェクトに保存されます。 これらのファイルをリポジトリにコミットしたい場合は、コミット前に代わりに次のコマンドを実行してください。
完了です!これで、プロジェクトに変更があるたびに、すべての Markdown ファイルが自動的に更新されます。
注意事項
- gtx-cli translateコマンドを使うと、プロジェクトに翻訳を自動的に追加できます。
- 翻訳ファイルをコミットする場合は、コミット前に gtx-cli translateコマンドを実行してください。
- 翻訳の出力パスを設定するには、設定 ドキュメントを参照してください。
次のステップ
- CLI ツールの使用方法ガイドをご覧ください。
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