createNextMiddleware()

概要

createNextMiddleware() は、Next.js で使用するミドルウェア関数を作成するユーティリティ関数です。 この関数を使うことで、Next.js アプリケーション内でロケールごとに異なるルートを追加できます。

例えば、フランス語のユーザーは /fr/landing に、英語のユーザーは /en/landing にリダイレクトされます。

このミドルウェアの使い方について詳しくは、i18n ルーティングガイドをご覧ください。

リファレンス

プロパティ

説明

例

基本的な使い方

この関数とパスマッチャーをミドルウェアファイルに追加するだけで、ロケールルーティングを有効にできます。

import { createNextMiddleware } from 'gt-next/middleware'

export default createNextMiddleware();

export const config = {
  matcher: [
    /*
      * 次のパスで始まるリクエストパスを除外します:
      * - api (API ルート)
      * - _next (内部ファイル)
      * - 静的ファイル
      */
    "/((?!api|static|.*\\..*|_next).*)",
  ],
}

ローカライズされたパス

ミドルウェアファイルの pathConfig オプションを使って、ローカライズされたパスを指定できます。

export default createNextMiddleware({
  pathConfig: {
    "/about": "/about",
    "/airplanes": {
      "zh": "/飞机",
    }
  },
});

この仕組みの詳細な説明については、i18n ルーティングガイド をご覧ください。

デフォルトロケールのプレフィックスを削除

prefixDefaultLocale オプションを false に設定することで、デフォルトロケールのプレフィックスを削除できます。

export default createNextMiddleware({
  prefixDefaultLocale: true,
});

これが true の場合、すべてのパスにロケールのプレフィックスが必要になります。 これを false（デフォルト値）に設定すると、デフォルトロケールのみパスから削除されます。

注意

• createNextMiddleware() 関数は、Next.js で使用するためのミドルウェア関数を作成するユーティリティ関数です。

次のステップ

• Next.jsアプリケーションにi18nルーティングを追加する方法については、手順をご覧ください。