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gt 2.12.0: オブジェクトと辞書の導出

Ernest McCarter

概要

derive() は、関数の戻り値だけでなく、オブジェクトと配列からも値を取得できるようになりました。同様に、Python の derive() でも辞書やリストがサポートされます。これにより、CLI はビルド時にデータ構造から考えられるすべての文字列バリアントを静的に抽出し、それぞれに個別の翻訳エントリを作成できます。

これは、gt-react@10.15.0 で追加された derive() の tagged template サポート を踏まえたものです。

オブジェクトと配列へのアクセス

文字列バリアントからなるオブジェクトがある場合、derive() はそのすべての値を抽出します:

const labels = { success: "Saved", error: "Failed", pending: "Saving..." };

t`Status: ${derive(labels[status])}`;

CLI はこれら 3 つの値をすべて解決し、それぞれに対して個別の翻訳エントリを登録します。

これは、動的アクセス (obj[key]) と静的アクセス (obj.prop) の両方に対応しており、ネストもサポートしています。

const messages = {
  greeting: { formal: "Good evening", casual: "Hey" },
  farewell: { formal: "Goodbye", casual: "See ya" },
};

t`${derive(messages[category][tone])}`;

配列も同様です:

const ranks = ["Bronze", "Silver", "Gold", "Platinum"];

t`Your rank: ${derive(ranks[level])}`;

Python

Python でも、辞書とリストに対して同じオブジェクト/配列 の解決が機能します。

from gt_flask import t, derive

labels = { "success": "Saved", "error": "Failed" }

t(derive(labels[status_key]))
from gt_flask import t, derive

ranks = ["Bronze", "Silver", "Gold", "Platinum"]

t(derive(ranks[level]))

派生させた式は第 1 引数として渡すか、その引数に渡す f-string の中に記述してください。キーワード補間の値に入れた場合、辞書やリストのエントリは抽出されません。

要件

  • オブジェクトと配列は、TypeScript では const、Python ではモジュールレベルで宣言する必要があります。
  • スプレッド構文 (...base) はサポートされており、抽出時にフラット化されます。
  • TypeScript の型注釈 (as constsatisfies) は自動的にアンラップされます。
  • 循環するスプレッドは検出され、ハングする代わりに警告が表示されます。

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