gt-next@6.11.0
概要
gt-next@6.11.0 では、翻訳関数で $maxChars パラメータがサポートされるようになりました。これは、generaltranslation@8.1.0 で導入された formatCutoff() 機能を拡張するものです。
使用方法
$maxChars パラメータは、任意の文字列の翻訳呼び出しで利用できます。
gt('Welcome to our application', { $maxChars: 20 })
// AIが20文字以内での翻訳を試みます: "Bienvenido a app"文字数制限の扱い
$maxChars パラメータによって、次の 2 つの仕組みが動作します。
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AI 翻訳の最適化: AI は文字数制限を受け取り、その範囲内に収まる翻訳を生成しようとします。
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ライブラリでの切り詰め処理: 翻訳(AI またはキャッシュ由来)が文字数制限を超えた場合、ライブラリはロケールに配慮した切り詰め処理を行い、制限を満たすようにします。
gt('Long description text', { $maxChars: 15 })
// AIが簡潔な翻訳を試みます: "Texto breve"
// 結果が制限を超えた場合: "Texto de desc…" (切り詰め)統合
既存の翻訳オプションと組み合わせて利用できます。
gt('User notification', {
$context: 'mobile-alert',
$maxChars: 30
})
// AIは30文字以内での翻訳を試みます: "Notificación usuario"
// 必要に応じてライブラリが切り詰めを行います: "Notificación del usuario…"このパラメーターは翻訳のハッシュ計算に影響し、文字数制限が異なる場合に別々の翻訳エントリとして扱われるようにします。