GT ClassMethodsTranslation

setupProject

翻訳プロジェクトの初期設定を行う setupProject メソッドのAPIリファレンス

概要

setupProject メソッドは、事前にアップロードされた files を使用して、翻訳プロジェクトのセットアップ処理を開始します。 これにより、非同期のセットアップジョブが作成され、files を解析して翻訳ワークフローの準備が行われます。

const gt = new GT({ projectId: 'your-project-id', apiKey: 'your-api-key' });

const setupResult = await gt.setupProject(fileRefs, 30000);
console.log(`セットアップジョブを作成しました: ${setupResult.setupJobId}`);

setupProject を呼び出す前に、あらかじめ uploadSourceFiles を使って files をアップロードしておく必要があります。

リファレンス

パラメーター

名称説明
filesFileUploadRef[]以前にアップロードしたソースファイルの参照をまとめた配列
timeoutMs?numberAPI リクエストのタイムアウト(ミリ秒)※任意

FileUploadRef の構造体

type FileUploadRef = {
  fileId: string;
  versionId: string;
  fileName: string;
  fileFormat?: FileFormat;
  dataFormat?: DataFormat;
}

戻り値

Promise<SetupProjectResult> - セットアップジョブの識別子と初期ステータスを含みます。

type SetupProjectResult = {
  setupJobId: string;
  status: 'queued';
}
プロパティ説明
setupJobIdstringセットアップジョブの一意識別子
status'queued'セットアップジョブの初期状態

基本的な使い方

アップロードしたfilesでプロジェクトのセットアップを初期化します。

index.ts
import { GT } from 'generaltranslation';

const gt = new GT({
  projectId: 'your-project-id',
  apiKey: 'your-api-key'
});

// 前回のアップロードで生成されたファイル参照
const fileRefs = [
  {
    fileId: 'file-123',
    versionId: 'version-456',
    fileName: 'app.json',
    fileFormat: 'JSON'
  },
  {
    fileId: 'file-789',
    versionId: 'version-012',
    fileName: 'content.md',
    fileFormat: 'MD'
  }
];

const setupResult = await gt.setupProject(fileRefs);
console.log(`ジョブID: ${setupResult.setupJobId} でセットアップを開始しました`);

注意事項

  • setupProject を呼び出す前に、uploadSourceFiles を使ってファイルをアップロードする必要があります
  • プロジェクトのセットアップでは、翻訳ワークフローを最適化するためにファイルの内容と構造を分析します
  • セットアップジョブは非同期で実行されます。進捗は checkSetupStatus で確認してください
  • 新規プロジェクトで翻訳ジョブをエンキューする前に、通常はセットアップが必要です

次のステップ

  • セットアップ前にファイルをアップロードするには、uploadSourceFiles を参照してください
  • セットアップの進行状況を確認するには、checkSetupStatus を参照してください
  • セットアップが必要かどうかを確認するには、shouldSetupProject を参照してください
  • セットアップ後に翻訳を開始するには、enqueueFiles を参照してください

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