秘密情報

GTにおける秘密情報の取り扱いに関する概要。

概要

プライベート情報とは、一般的に非公開のままであるべき情報全般を指します。 たとえば、ユーザーの Social Security Number (SSN)、Tax Identification Number (TIN)、メールアドレスなどです。

翻訳時にもこの情報を秘匿するために、<Var> コンポーネントを使用します。 <Var> コンポーネントは、共有すべきでないコンテンツを囲むために用いられ、 その内部のコンテンツは常に変更されずに保持されます。 名前、メールアドレス、住所などに最適です。

場合によってはプライベート情報を表示したいこともありますが、ユーザーの希望言語や地域の規制などに合わせて再フォーマットする必要があります。 たとえば、ユーザーの銀行口座残高を現地の通貨で表示したい場合があります。 このような場合は、代わりに <Currency><DateTime><Num> コンポーネントを使用します。

<Var> コンポーネントは、機密情報を表示する場合にも有用です。

PrivateInfo.jsx
import { T, Var } from 'gt-next'

export default function PrivateInfo(email) {
    return (
        <T id='private-info'>
            メールアドレスは <Var>{email}</Var> です。
        </T>
    );
}

<Var> コンポーネントの children は翻訳されません。 その内容が General Translation API に渡されることはありません。

このガイドはいかがですか?

このページについて